「思っているより大きい」八田容疑者の等身大パネルを作成 元刑事が見た目以外にも「声」に注目してほしいと訴え
2022年6月29日、大分県別府市で大学生2人を車で跳ねて死傷させた八田與一(はった よいち)容疑者。
道路交通法違反容疑として全国初の重要指名手配に指定されながら、いまだ足取りはつかめていない。
ABEMA的ニュースショーでは同事件を数回にわたって取り扱ってきたが、この日は八田容疑者の等身大パネルを用意した。
元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏は「被疑者の身長というのは非常に重要」だとして「防犯カメラに犯人が映るが、身長は実況見分で徹底的に特定する。背景のテーブルが何センチ、天井が何センチ、それから引くと、この容疑者は170センチになるという風に特定する」と説明。
さらに、等身大パネルに「思っているより大きい」との声があがると秋山氏は「防犯カメラの映像だけ見ていると、華奢で細い、身長は低いかなと思われるが、175センチはけっこう大きい」とコメント。
身長は大事な要素であるとしながらも、見た目の特徴などから容疑者を発見する「見当たり捜査」は一般人には難しいと指摘。
しかし「声というのは大体変わらない」として「例の福田和子受刑者も声で時効前に逮捕できた。声は非常に大事。声がよく似ていると思ったら、迷わず110番通報してほしい」と訴えた。