大谷翔平、珍しくバット2本折られて“おかわり” 志願の打席でマルチ安打達成 オープン戦打率・417 ロバーツ監督「状態はいい」
「オープン戦、ドジャース8ー4レンジャーズ」(6日、グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で2試合ぶりに出場し、4打数2安打。オープン戦初のマルチ安打を記録した。
初回の打席で元ヤクルトのブキャナンから左翼線二塁打を放ち、4試合連続安打とした大谷。しかし、三回は156キロの内角速球に詰まらされて左飛。続く四回の打席も内角高めの146キロ直球に二ゴロ。2打席連続でバットを折られる結果にベンチ内でジョークを飛ばしたという。
当初の予定では3打席でお役御免となるはずだったが、大谷はロバーツ監督に今オープン戦初となる4打席目を志願。迎えた六回の打席で6番手左腕の146キロシンカーを左前へ運び、代走を送られベンチへ下がった。
オープン戦4試合の成績は打率・417(12打数5安打)、1本塁打、1打点、OPS1・167。11日後に迫った東京開幕戦に向けて好調を維持している背番号「17」にロバーツ監督は「すごくいいね。最後の打席でバットを折らなかったのは良かった。状態はいい」と評価。4打席目を志願したことには「1日をいい形で終えるためにもう1打席必要だった。いい判断だったね」と話した。