「行列」最終回、島田紳助さんが映像で登場「偽善者でいい」 住田裕子弁護士、突っ伏して泣く
日本テレビ「行列のできる相談所」が30日、最終回を迎えた。その中で、初代司会者の島田紳助さんの映像が流れ、住田裕子弁護士が目を押さえ、突っ伏して泣く姿も映し出された。
最終回のこの日は。16年前に建設したカンボジアの学校のその後を紹介。北村晴男弁護士と東野幸治が現地を訪れ、子供達と交流した。
この学校建設のプロジェクトは17年前に開始。その時に言った初代司会者の島田紳助さんの言葉も紹介された。番組ではその時の島田さんの映像を紹介。出てきた瞬間にスタジオからは「うわ!紳助さんだ」などの声が上がった。
紳助さんは「ホンマ、難しいねん、やるって。どっかでかわいそうと思ってる段階で人は上から見てる。非常に失礼なことなんです。非常に失礼だと理解した上で、でもやった方がいい。たかが学校1個作っても何も変わらない。世界中には学校は何十万も必要。でも、その1個でも、ないよりはあった方がいい。偽善者でいいじゃないですか。やらないよりやった方がいい」と訴えていた。
この映像をワイプで見ていた住田弁護士は感極まるものをこらえきれず、手で目頭を押さえると、そのまま突っ伏してしまった。込み上げてくるものを抑えきれないようにも見受けられた。
磯野貴理子は「(紳助さんが)でてきたからびっくりしちゃった」といい、後藤輝基も「ちょっとねえ…いい番組ですね」としんみり。住田弁護士も「本当にきました…」と涙を浮かべて言うと「そこが始まりだったんですね。それでね、こうやって繋がっていって、人づくり、時代を超えてこのまま行っていう希望を感じた。本当に…」とコメントしていた。